中学受験を考えている保護者の方へ
少子高齢化、グローバル化、仕事の機械化などの激動の時代を生き抜かなければならない子供たちのために、私立中学で学ぶことが最適であると考える人が増えてきており、中学受験率は年々増加傾向にあります。しかしながら、中学受験を行うことによって、お子様の人格形成に支障が生じたり、家族の絆が崩壊したりするケースも多く存在します。
本記事では、お子様の中学受験を考えておられる保護者様に対する中学受験の心構えを、お子様の今後の人生のために大切なことを書きたいと思います。
中学受験は子どものため
中学受験は間違いなく子どもの将来のためです。しかしながら、世の中にはよそのお子様と比べて偏差値高いことを受験友だちに自慢したり、くだらない見栄のために子どもに勉強を強制させたりする保護者が少なからずいます。自慢して回ったり、他の子どもと比べてもお子様のためには少しもなりません。自慢された友だちが自分の子どもに愚痴を言ったりして、学校での人間関係が悪くなったりする可能性だってあります。
中学受験は子どもの将来のためであり、保護者の優越感を満たすためではないということを肝に銘じる必要があります。
公立中学を否定する発言をしない
子どものために私立の中学に通わせたいと考える保護者の中には、公立中学は良くないところだと考える方がしばしばいます。例えば、勉強のできない生徒や、素行の悪い生徒も多そうだからお子様に悪影響があるのではないか、教育の質が私立に比べ劣っているのではないか、といったものです。
これらのイメージは実際そうであるのかもしれませんが、決して悪い点であるとは言い切れません。むしろ、私立中学よりも幅広い層の子どもがいて、価値観の多様性の獲得という意味では良い点とも言えます。私立は私立なりの、公立には公立なりの良い点、悪い点が存在するのですから、公立に対して否定的な意見を一方的にお子様に押し付けてはいけません。
また、小学生は影響をすぐに受けます。保護者が公立に進む友人を馬鹿にするようなことがあれば、子どもは公立に行きたがらなくなります。受験は合格と不合格の世界ですから、どれだけ頑張っても不合格という可能性は充分にありますので、その時の事を考えれば、公立のことを悪く言うのは避けた方が無難です。。公立には公立の良さがあるが、うちの子は私立に通わせるという考え方を持ち合わせた方が良いでしょう。
合格するためにはお金がかかる
受験は想定している以上にお金がかかります。塾代やテキスト代、送迎費等様々なところで出費がでます。お金をかけて学力を向上させることはできますが、かと言って必ず合格できるとは限りません。受験とはそういう世界です。もし、お金の面で家庭内がギスギスするようなことがあれば、それは子どもにとってプレッシャーとなることもあります。しっかりと計画し、準備ができてから受験に臨むべきです。
中学受験には親と指導者の協力が不可欠
中学受験をするとなれば、塾に通わせることになるでしょうが、塾に任せっきりとはいきません。家庭での学習や、本人のやる気を引き出すことなど、親と塾が協力しあって学習を進めていく必要があります。
しかし、多くのご家庭ではここが最大の課題となっており、私たちも数多くのお悩みを聞いて来ました。
学習塾リブラは大手の塾よりも小さい塾です。当塾では、家庭では勉強をしてくれないと言うお子様のやる気を引き出すことや、大手塾の授業のフォローを手厚く行っています。また、小さい塾だからこそ質問に素早く気軽に応えられるサポート体制が整っています。家庭ではどうしても学習をしてくれないお子様に塾に来てもらえるようアプローチし、授業がない日でも塾に来てもらうことで学習習慣をつけていきます。
学習塾リブラのアットホームで通いやすい空間を是非一度ご覧になってみてください。
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